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1年に1度の研磨でストレスフリー|耳吊巻機の割

耳吊巻機の割の修理のご依頼をいただきました。

2年の使用でロープを食う溝にコブができてました。

割を取り外してみると取り付けボルトがかなり曲がっており、外すのに一苦労しました。長いボルト4本のみで割を固定しているので無理がかかるとこのように捻れていることがあります。

割の溝は旋盤などでコブを削り落として少し傾斜した平らな状態に戻します。コブの大きさにより1枚あたりの作業時間は30分から1時間になります。
今回14枚なので丸一日の闘いとなりました。

コブが大きくなると平らにするのにかなり削らなければなりません。また、削るので割が当然薄くなります。薄くなると削る時に振動してしまうのでゆっくりしか削れなくなります。さらには、薄くなると強度が下がるのかロープが食わなくなるまでの時間が短くなるというマイナスのオンパレード。

1年に1度定期的に研磨して、常にストレスなくロープが食う状態を作っておくことをおすすめしております。

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