FV-maintenance-of-seal-stun

エンジン交換時にメンテナンスを!|シールスタン整備

スタンチューブから海水が漏れていて止まらないとの連絡を受けました。

高澤製のシールスタンは応急で止水するための金具が備えられているのでまずはナット(M12)を締め込みます。

一旦ビルジを抜いて時間的余裕を作ったらシールスタンを押し込んで調整してみました。

応急で締めたナットを緩めても海水が出てこなかったため分解して状態を確認したところ、しっかりと当たりが出ていたので復旧しました。

今回は調整で漏れは止まりましたがシールスタンが割れていたり欠けていると漏れを止めることができないので交換工事が必要になります。

スクリューが曲がったまま使用していると割れなどが起きる可能性が高くなります。

交換の場合、船を上架して工事になるため1日仕事となります。

エンジンを交換するタイミングでシールスタンを整備することが多いので、10年くらいは普通に使えている感覚です。

上部へスクロール